イギリスでの英語教育について(ワーホリなど外国人向け)

イギリスは、外国人に対する英語教育・EFL(English as a Foreign Language)には歴史と実績のある国。ひとくちに英語教育といっても、スピーキング、発音矯正、グラマー、ビジネス英語、ケンブリッジ検定対策、などなど、さまざまな切り口から学ぶことができる。語学学校では、細かくコース分けされており、その中でもまた、レベル分けがされている。

語学教育レベルの目安

基本は、初級、中級、上級の3レベル。学校によっては、これをさらに細かく分けているところもある。学校に入るとまず、クラス分けするために面接や筆記などのテストが行われる。日本人の場合、筆記テストの成績が優秀で、本来の英語力より上のクラスに分けられることがよくある。クラスの会話のレベルに追いつくことができずクラス変更をお願いしても、受け入れてくれない学校もあるので注意。

●入門(Complete Beginner):
本当の初心者向け、このレベルのクラスはない学校もある。
●初級(Elementary/Beginner):
挨拶や、「これは○○です」、といった初歩的な英語から学ぶ。
●中級下(Lower Intermediate):
ある程度理解できるが、ゆっくり話してもらう必要があるレベル。
●中級(Intermediate):
日常会話や趣味の話が普通にできる。
●中級上(Upper Intermediate):
生活するには不自由しないが、ボキャブラリーを増やし、より複雑な文法を学んでいきたい人向け。ケンブリッジ検定(FCE、CAE)対策
●上級(Advanced):
ほとんどネイティブ。ケンブリッジ検定(CPE)対策、大学進学目的に学ぶ。このさらに上に、Proficiencyというレベルも。

こんなにいろいろなコースがある

目的やレベルに応じて、さまざまなコースが用意されている。

●一般英語(General English Course/Intensive English Course)
初級~上級まで、すべてのレベルで学べる。期間も、短期のものから長期のものまで。
スピーキング、ヒアリング、リーディング、ライティングといった基本的なメニューに加えて、一般英語とセットで、英会話(Conversation)クラスや、先生に、一対一で教えてもらえるマンツーマン(One to One)の授業もある。

●イングリッシュ・プラス/コンビネーション(English Plus Course/Combination Course)
初級から上級まで。期間は短期から中期。
スポーツや音楽、文学などのレッスンと、一般英語のレッスンが受けられるもの。

●ビジネス英語(Business English)
中級レベルからで、1週間から1ヶ月程度の短期集中型。
仕事で使う英語は、日常とはまた違う。そこで、ビジネスレターの書き方や商談方法などさまざまなビジネスシーンに合わせて、必要な英語を学ぶ。

●職業用英語(English for Professions)
こちらも中級レベルから。期間は短期のものから長期のものまである。
各職業に特化した英語を学ぶことができ、専門性が高い。ホテル・レストラン、秘書、ジャーナリズムなど、コースは多岐にわたる。

●ケンブリッジ検定対策(Cambridge Examination Course)
中級レベル以上で、期間は3ヶ月~4ヶ月程度。
ケンブリッジ検定の試験に合わせて、3ヶ月程度の短期集中で受験対策を行うもの。受験といえば、過去問題を解いたり、傾向と対策を練ったりするのが中心。このコースを受けるために、試験でふるい分けをする学校もある。

●アカデミック英語(English for Academic Purposes)
上級レベル、もしくは大学進学(希望)者向け。期間は短いものから長期にわたるものまで。
大学の授業に必要な英語や知識を身に付けるもので、主に公立カレッジや大学の付属コースで実施している。グラマー、読解力、語彙力をさらにアップさせるほか、レポートの書き方や、大学の施設の使い方なども学ぶ。

●ティーチャーズ・ホームレッスン(Home Tuition Course)
初級から上級までで、1週間から受講可能。
英語教師の家にホームステイしながら、個人レッスンを受けられる。私立の学校でのみ実施。それ以外に、専門の業者も斡旋を行っている。

●英語教師向け(Overseas Teacher’s Course)
上級レベル。現役の英語教師を対象に、長期休暇期間の短期集中で行われることが多い。
英語教師のための研修プログラム。英語教授法を学ぶだけでなく、イギリスの歴史や文化について理解を深め、さらに本人の英語力もアップ。

●インターンシップ(Internship Experience Program)
Work Experienceとも言い、企業の中で1~2ヶ月間、仕事を経験できるコース。インターンシップを行う前に、一定期間の一般英語やビジネス・イングリッシュを受講する必要がある。ビジネス・イングリッシュやイングリッシュ・プラスの一環として行われる場合が多い。

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